リゾートワークとは?リゾート×ワーケーションという新しい働き方

こんにちは、ひとみ(@kinoko_tabi)です。

2021年3月からフリーランスになりました。
主にライティングや一般社団法人の広報としてお仕事をしています。
場所に縛られずに働けるようになったので、いろんな場所で仕事をしたい今日この頃です。

「旅をしながら仕事がしたい」との思いでフリーランスを志したのですが、コロナ真っ只中ということもあり海外はおろか国内においても旅行は難しくなっています。
そんな時に見つけたのが「リゾートワーク」

インターネットで調べてみると、素敵な画像と魅力的な内容が!
気になったので「リゾートワーク」を調べてみました。

リゾートワークとは?

皆さんは「リゾートワーク」という言葉を知っていますか?
「ワーケーション」は近場などでテレワーク(リモートワーク)で仕事をすることを意味しますが、その中でもリゾート地でのテレワークをリゾートワークと呼びます。

近年、ニューノーマルな働き方としてリゾートワークを取り入れる企業が増えています。もはや当たり前の光景となったリモートワークですが、その中でも旅行気分を味わいながら仕事ができるリゾートワークは、この先企業にとって新たな福利厚生になることでしょう。

また、環境省は観光地への経済対策の一つとして補助金の支給を決めるなど、国もワーケーション普及に向けた動きを強めています。
旅館やキャンプ場では補助金を使い、リゾートワークのためにWi-Fiや電源などの設備を整えて、少しでも多くの観光客に来てもらえるよう工夫してるのです。

リゾートワークのメリット3つ

「リゾートで仕事なんてできるの?」そんな風に思う方も多いのではないでしょうか?
わたしもそう思っていましたが…メリットはたくさんありました。

ここからはリゾートワークの主なメリットを3つご紹介します。

長期休暇を取らなくても旅行ができる

1番のメリットは「旅行のために長期休暇を取る必要がなくなること」でしょう。
私は過去に、仕事の関係で海外旅行をキャンセルしないといけなくなったことがあります。他にも朝帰って来てそのまま会社に向かうなど、ハードスケジュールでの旅行を余儀なくされたこともありました。
少し遠い場所に行こうとすると、移動時間がかかるので長期休暇を取る必要があります。例え有給があったとしても、連休が取りずらかったりする場合もありますよね。

しかし、リゾートワークなら場所が違うだけで働くことができるのです。

1日目(土):休日
2日目(日):休日
3日目(月):仕事
4日目(火):仕事
5日目(水):仕事
6日目(木):有給
7日目(金):有給
8日目(土):休日
9日目(日):休日

上記のスケジュールなら2日有給で休んで、9日間リゾートで過ごすことができちゃいます!

仕事のモチベーションが上がる

リゾートワークは「仕事のモチベーションアップ」が期待できます。

仕事が終わらないまま旅行に行くと観光中も「あの仕事どうなったかな」「帰ったら続きやらないとな」などと考えてしまい、全力で楽しめなかったことはありませんか?

わたしはまさにそのタイプでした。せっかくの旅行なのに旅行に集中できないことがストレスになってしまったこともあります。

しかしリゾートワークなら「この仕事を終わらせたら遊ぶぞ!」と気合が入り、いつもよりモチベーション高く仕事に臨めるでしょう。
仕事が終わったらすぐに遊びに行けるので、移動する手間も省けます

仕事効率が上がる

リゾートワークのメリット3つ目は「仕事効率のアップ」

JALグループらの従業員18名が参加した沖縄でのワーケーションの実験では、「ワーケーション中は仕事とプライベートとのメリハリが付いた」という結果が得られたそうです。また、その実験ではワーケーション後も仕事の生産性が約20%上昇しました。
ワーケーションで仕事効率2割アップ・ストレス軽減 NTTデータ経営研とJTB、JALが沖縄で実験

またオフィスではなかなか進まない議題も、リゾートなら他の業務に邪魔されずに議論できます。集中して業務や会議を行うことで、仕事スピードを上げることもできるでしょう。

リゾートワークのデメリット2つ

いつもと違う場所で仕事ができるリゾートワークはモチベーションや仕事効率アップにつながります。
しかしリゾートワークには、デメリットもあります。

費用が高い

リゾートワークをするうえで、まずネックとなるのは費用ではないでしょうか?

会社が移動費や宿泊費の全てを負担してくれるのならありがたいのですが、実際は自己負担となる場合が多いようです。しかもリゾート施設となると、ビジネスホテルなどと比べると料金は高くなります。

しかし、会社の中にはリモートワークで利用したカフェの代金を払ってくれるところもあるようです。会社によりけりなので、一度経理担当の方に確認してみるのもいいかもしれません。

カフェ代だけでなくリゾートワークにかかる費用を負担してくれる…そんな会社があれば入社するしかありません!

仕事とプライベートの境界線が曖昧になる

仕事とプライベートをきっちり分けたい人には、リゾートワークは合わないかも。誘惑に弱い人も要注意です。オンオフの切り替えは自分次第になるので、自己管理がとても大切になります。

フリーランスとして働いていて自己管理の大切さは常に実感しています。場所や時間に縛られない分「さあ仕事するぞ!」と気合を入れないと、ダラダラしちゃうんですよね。それが悪いとは言わないけれど。

リゾートワークにおすすめのホテルとは?

ここまでリゾートワークのメリット・デメリットを紹介してきました。
ではどんなホテルがリゾートワーク(ワーケーション)に向いているのでしょうか?

  • 一般的なリゾート施設
  • 会員制リゾート施設

上記2種類のリゾート施設を比べてみました。

一般的なリゾート施設

様々なリゾート施設で「リゾートワークプラン」が導入され始めています。
山や海、川など自然あふれる広大な敷地の中、どこでも仕事ができるのって、とっても素敵だと思いませんか?

リソルの森

リソルの森(千葉県)は、青空ミーティングができたりキーボードやマウスなどのガジェット類、テレビ会議システムなどのレンタルがあり、リゾートワークに便利なサービスが用意されています。

星野リゾート

また星野リゾートでは、1泊〜のリモートワークステイプランがあります。
ただ、GWや夏休みなどの大型連休は予約が取りづらかったり、宿泊客の増加により賑やかになって気が散ってしまうかもしれません。

会員制リゾート施設

今回、リゾートワークについて調べみておすすめだと思ったのが、会員制リゾート施設
会員制リゾート施設とは、権利を購入した会員とその家族や友人が専用のリゾート施設を利用できるサービスです。入会時にある程度まとまった金額が必要ですが、別荘を持つことに比べて管理費や維持の手間がかかりません。

調べてて、印象に残った会員制リゾートを3つ紹介します。

リゾートトラスト エクシブ

リゾートトラスト エクシブは、有名な会員制リゾートホテルなので、名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
1つのホテルの所有権を14人もしくは28人で持つのが特徴。365日を14人で割った26日/年(28人で所有するなら13日/年)がオーナー占有日となり、宿泊することができます。
施設やグレードで費用が変わりますが、エクシブ湯河原離宮の場合は販売価格が600万円〜3000万円で、年会費(運営管理費)が8〜28万円かかります。

東急ハーヴェストクラブ

東急ハーヴェストクラブは25年以上もの歴史のある会員制リゾート。日本全国に展開しているリゾートホテルの中から自分の拠点となる施設を1箇所決めて所有権を購入し、その施設を優先的に予約できる仕組みです。ペット対応の施設もあるので、一緒に過ごしながら仕事をすることもできます。
販売価格が160万円〜1,000万円台で年会費はどの施設も10万円前後。利用料金は会員だと1泊4,620〜5,390円で施設の場所やグレードによって異なります。
購入できるのは1箇所のみなので「自分で別荘を持つ」イメージに近いかも。

GFC

GFCは1977年設立の近畿・東海・北陸エリアに専用施設がある会員制リゾートです。入会金は180万円、年会費は2万円程度、宿泊は会員2,200円/泊の固定料金なので、比較的価格が安いのが特徴です。
また、宿泊回数無制限なので、空きさえあれば何泊でも宿泊できます。新規の施設も増えており、気分に合わせてリゾート施設を使い分けられるのが魅力です。

リゾートワークはテレワークやフリーランスにとって最高な働き方かも

調べれば調べるほど、魅力を感じるリゾートワーク。
自宅でのテレワークやいつものカフェでの作業に飽きてきている会社員やフリーランスの方にとってもおすすめです。

デメリットの一つに「仕事とプライベートの境目が曖昧になる」と紹介しましたが、そもそも境目を引く必要はないのかもしれません。仕事とプライベートを融合する考え方「ワークライフ・インテグレーション」なんていうのも耳にします。

満足度のある環境での仕事は幸福度を上げるらしい…まさにリゾートワーク!
ぜひ一度、リゾートワークを検討してみてください。

さぁ今日も、お仕事頑張ろう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
今日もステキな1日を。

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ABOUTこの記事をかいた人

【自然と共に生きる旅人】 2020年1月〜5月 東回りで世界一周するもコロナで中断。 2021年9月〜オーストラリアでワーホリをするも中断。 2021年3月〜フリーWebライターとして活動中。 ”死ぬときに後悔の無い人生”を目標に今日ものんびり楽しく生きています。