こんばんは、きのこです。
9月15〜17日に、
家族で長崎旅行に行ってきました!
(早く書かないと遠い昔になっちゃう!笑)
前回のつづき。
前の記事はこちら↓↓
9月16日(日)
2日目は、長崎市内観光です。
ホテルを出て、まず向かったのは「大浦天主堂」。
ここは、2018年7月に世界遺産登録された
“長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産”の1つ。行けてよかった〜〜〜!!
この教会は、江戸時代末期に建てられ、
木造ゴシック様式の教会の中では最古のもの(明治時代に改修されてるよ!)。
写真は、信徒発見のレリーフ。
江戸時代に、キリスト教が「禁教」とされ、九州にいたカトリック信徒は『隠れキリシタン』として迫害されました。厳しい禁教令と宣教師がいないという状況が250年もあったにも関わらず、キリシタンの子孫たちが密かに信仰を守って行きました。
そして明治維新直前の1865年3月17日、堂内で祈りを捧げていたプティジャン神父に、
浦上の潜伏キリシタン15人が「ワタシノムネ、アナタトオナジ」と伝え、自分たちがキリスト教徒であることを告白したのです。
この大事件は、今でも「東洋の奇跡」と呼ぶ人もいるのだとか。
次は、「グラバー園」。
入場料510円を払って入ります。
ここは、日本の近代化に貢献した西洋人の旧宅など、
9棟の洋風建築物が見学できます。
下の写真↓の男性が、トーマス・B・グラバーさん。
スコットランド出身で、安政の開港と同時に来日し、3年後にグラバー商会を設立。
小菅修船所を建設したり、佐賀藩と共に高島炭坑を開設したりと、
日本の近代化に尽力しました。
また、現在のキリンビールの前身となる「ジャパン・ブルワリー・カンパニー」の
創設に携わっています。
数々の業績を残したグラバーさん。
一言で表すなら「できる男」。
そしてこちらが、「旧グラバー住宅」。
”明治日本の産業革命遺産 製鉄・製銅、造船、石炭産業”(2015年7月登録)の
構成遺産の一つです。
外観は伝統的な日本瓦と土壁、室内は典型的な西洋風で、
日本に住んだ外国の方ならでは造りだなあと思いました。
園内には、「自由亭喫茶室」というレストハウスもあります。
ここはもともと別の場所にありましたが、現在は移転復元され園内に移りました。
「自由亭」は、草野丈吉という日本人シェフによる初の西洋料理店です。
旧グラバー住宅のすぐそばからは、長崎港がとてもよく見えます。
造船所もしっかり見えるし、とっても素敵なスポットです!!
そして!
そして!
そして!
「軍艦島ツアー」のお時間です♡
集合時間までまだ時間があったので、
軍艦島のガンショーくんの顔はめパネルで遊んでました。
ちなみに、十数人ほど近くにいましたが、誰も写真撮ってませんでした!笑
軍艦島の上陸ツアーは、全部で5社ありますが、
今回、参加させていただくのは、
シーマン商会の軍艦島クルーズです。
この会社を選んだ理由としては…
・説明してくれる方が、実際に軍艦島に住んでいた方
・他の会社よりお値段が安め
・プレゼントがある
こんな感じ!
乗船料 3,900円(Webクーポンで300円OFF)
上陸料 300円
⇒⇒1人 4,200円(私たちはクーポンで3,900円)
軍艦島へは約1時間ほどで到着しますが、波が高めの時はかなり揺れます。
私の家族や周りの人は、船酔いしている人もいたので、
少しでも心配な人は、酔い止めを飲んでくることをお勧めします!
上の写真↑は出発してすぐ見える造船所の写真です。
写真だと大きさが分かりにくいのですが、
真ん中の三菱のマーク、あれだけでテニスコート1面分あるらしい…
また柱と柱の間は、軍艦島とほぼ同じ幅らしいです!
”明治日本の産業革命遺産 製鉄・製銅、造船、石炭産業”の構成遺産の一つ、
「軍艦島」の本当の名前は「端島(炭坑)」です。
もともとはただの岩礁だった島ですが、
文化7(1810)年に石炭が発見されて明治23(1890)年に三菱が買収後、
本格的海底炭坑として大きな変貌を遂げました。
出炭量が増加するにつれ人口も増え、最盛期には約5,300人が住んでいました。
(なんと、当時の東京都の約9倍の人口密度だったとか)
エネルギー革命により、出炭量も人口も増え、昭和49(1974)年に閉山。
その3ヶ月後には、無人島となりました。
波に揺られて1時間。
ついに、到着!!!!
ずっと、憧れてた軍艦島をついに自分の目で見れた!
興奮していると、船内放送が。
「本日は、波が高いため、上陸不可と判断いたしました。
軍艦島の周遊のみとさせていただきます。」
まじか!!!!!( ;∀;)
この日は波が高く、本来上陸する部分にも波が来てしまったようです。
自然には逆らえない…
仕方ない!気を取り直して、写真撮影だ!!
ぐるっと1周ほど回って、軍艦島とはお別れです。
軍艦島への上陸料は、返金されました!
(チケットは回収されてしまうので、記念に写真を。笑)
帰りの船の中で、
・軍艦島上陸記念証明書(上陸していないけど)
・本物の石炭(飛行機には持ち込めないです)
・冷たいおしぼり
をいただきました!
今回、上陸出来なかったので、代わりに高島へ上陸。
高島にも高島炭坑があり、軍艦島同様、世界遺産に登録されていますが、
現在も700人ほどの島民が暮らしています。
ツアーでは、石炭資料館を見学しました。
日本の水浴場88選に選ばれるほどの綺麗な水。
こんなに透き通った海、愛知じゃ絶対見られない(T . T)
高島に寄った後は、乗り場に戻って来て解散です。
今回、上陸出来なかったのがとても残念、
絶対リベンジする!!!と心に誓いました。
お昼をまともに食べていなかったので、早めの夕食に。
軍艦島クルーズの近くの駅から1駅となりに行ったとこにあるのが、
ちゃんぽんと皿うどんの元祖「四海樓」です。
レストランは5階で、1階はお土産コーナー、2階にはミュージアムがありました。
ここ、超有名店なので、開店1時間前には並んでました。
(私たちは開店1時間前に並んで、2組目でした)
行きたいなって方は、早めに行った方がいいです!
私たちが注文したのは、
・ちゃんぽん
・皿うどん
・チャーハン
・エビチリ
・餃子 以上5品を4人でシェア。
ちゃんぽんは、スープのコクが深くてとっても美味しかったーー!!
麺はもちろん、スープ飲み切れちゃいます。
お腹いっぱいになって、ホテルに戻る途中見つけたのが、
教科書でおなじみの「出島」。
街中に突然現れて、こんなとこだっけ?と疑問をいっぱい浮かべながら
せっかくだからということで行って来ました。
入場料510円を払って入ると、当時の建物がずらり!
出島は、出来た当初は、教科書のように扇型をしていました。
しかし、明治18(1885)年の中島川の変流工事によって出島の北側が削られ、
明治30(1897)年から始まった長崎港湾改良工事によって
出島の南側を中心に埋め立てが進み、出島は陸続きとなってしまったようです。
現在ある出島は、60年前から長崎市が着工している復元事業によるものです。
建物内を見てみると、
畳に、可愛い壁紙と洋風の家具。
シャンデリアのある部屋なんかもありましたが、マッチしてて素敵でした。
2日目の夜は、「稲佐山山頂展望台」からのナイトビュー!
山頂までの行き方は、この三種類↓。
①路線バス+ロープウェイ
②タクシー
③車
私たちが選んだのは①。
と行っても、ホテルがロープウェイ乗り場から近かったので
行きは乗り場まで徒歩、帰りはタクシーでした。
長崎の夜景は、最近「世界新三大夜景」に選ばれたようです。
”1000万ドルの夜景”と言われるだけあって、まるで光の海!
ここからは大浦天主堂や長崎美術館、風頭公園なども見ることができます。
ちなみに「世界新三大夜景」の残りの二つは、モナコと香港。
制覇には時間がかかりそうです…
あっという間に2日目も終了。
疲れていたのか、
ホテルに戻った途端あっという間に寝てしまいました。
→ → → つづく
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