こんにちは、ひとみ(@kinoko_tabi115)です。
朝夕がだいぶ涼しくなってきて、秋を感じるようになりました。
読書の秋、食欲の秋、そして勉強の秋。
今回は、私が住む愛知県豊川市で
戦争の歴史の勉強が出来る
「豊川海軍工廠 平和公園」について
ご紹介したいと思います。
豊川海軍工廠って何?
まずは、海軍工廠について。
Wikipediaによると、このように書かれています。
海軍工廠(かいぐんこうしょう)とは、艦船、航空機、各種兵器、弾薬などを開発・製造する海軍直営の軍需工場(工廠)のことである。ほかに海軍が直営する軍需工場としては、航空機の修理整備(末期には製造)を担当する航空本部所管の「空廠」、火薬製造・充填を担当する艦政本部所管の「火薬廠」、石炭採掘や石油精製を担当する艦政本部所管の「燃料廠」、軍服・保存食製造を担当する軍需局所管の「衣糧廠」、医薬品・医療機器の製造を担当する医務局所管の「療品廠」がある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
上記の言葉を借りるなら、豊川海軍工廠は
「豊川にある海軍の武器工場」。
太平洋戦争開戦直前の1939年12月に
開庁されました。
当時は、東海はもちろん東洋一の規模でした。
最盛期には全国から集められた5万人以上もの人々が
働いていたとされています。
しかし、広島に原爆が投下された翌日の
1945年8月7日、豊川海軍工廠は
アメリカ軍からの激しい空襲に遭い
壊滅的な被害を受け、2,500人以上もの犠牲を出しました。
豊川海軍工廠 平和公園はどんな施設?
豊川海軍工廠 平和公園は、
当時の建物や防空壕後などの見学や
海軍工廠の歴史・戦争遺跡について学ぶ
平和交流館などがあります。
豊川海軍工廠自体は、
330ha(約3.3k㎡)とかなりの大きさですが
公園はその約100分の1の規模(0.03k㎡)となっています。
工廠跡地は、
名古屋大学や陸上自衛隊豊川駐屯地、
日本車輌など多くの企業が利用しており
空襲を免れた当時の建物もそのまま利用しているようです。
実際に行ってきました!
入り口と駐車場
のどかな道を走っていると、看板が見えてきます。
駐車場は十分な広さがあります(約60台)。
車がいっぱいで停められないってことは無さそう!
豊川市平和交流館
公園唯一の建物、豊川市平和交流館です。
外には自動販売機、中にはお手洗いと座るスペースもあります。
クーラーが効いていて涼しいので
暑い日はちょっとした休憩も出来ちゃいます!
海軍工廠の歴史や遺跡の解説展示、
実際の資料を見ることもできます。
豊川市が、海軍工廠の設立にあたり作られた市ということも
初めて知りました!!!
※カメラ撮影、飲食は禁止!
交流館の中に、ガイダンス室があります。
15分ほどの映像を見ることができます。
映像は、豊川海軍工廠の大空襲について。
その時の様子を、絵や手記とともに知ることができます。
自分の住んでいる豊川にたくさんの爆弾が投下され
煙で覆われている姿は、とても衝撃的でした。
語り継ぎボランティアの方による園内ガイド
豊川海軍工廠語り継ぎボランティアの方が
平和交流館や園内の戦争遺跡についての
説明してくれます。
時間はだいたい30分ほど。
公園内は基本的に解放されていますが、
園内ガイドの際にしか入れない場所もあります。
戦争遺跡について、当時の様子などを
詳しく、とても分かりやすく説明してくれるので
小さい子でも理解できると思います。
時間に余裕がある方は、是非参加を!
話を効くのに夢中になりすぎて、
写真を撮るのを忘れてしまいました…
また行く際に、写真を撮ってこようと思います。
アクセス・開園時間・料金など
●アクセス●
住所:愛知県豊川市穂ノ原三丁目13-2
【車でお越しの方】
東名高速道路「豊川I.C.」から約10分
【電車でお越しの方】
名鉄豊川線「諏訪町」駅下車 徒歩約30分
【コミュニティバス】
ゆうあいの里小坂井線「豊川海軍工廠平和公園」下車 徒歩約5分
駅から少し距離があるので、車がおすすめ。
また、豊川市ではレンタサイクルのサービスも
行なっています。
天気のいい日は、自転車もありですね!
●開園時間●
午前9時〜午後5時
●休園日●
毎週火曜日(祝日の場合は開園)
年末年始(12月29日〜1月3日)
●入園料●
無料!
気軽にいけちゃいますね。
●ホームページ●
【豊川市】
https://www.city.toyokawa.lg.jp/shisetsu/koen/toyokawaheiwakouen/heiwakouen.html
https://www.city.toyokawa.lg.jp/shisetsu/koen/toyokawaheiwakouen/index.html
【豊川市観光協会】
http://www.toyokawa-map.net/asobu/heiwa_kouen.php
最後に
平和が当たり前となっているこの時代。
今の時代は、自ら意識を向けなければ、
戦争について深く知ることは出来ません。
広島や長崎が大きく取り上げられていますが、
この豊川でも多くの人々が犠牲になりました。
私たちは、そのことを忘れず、
今の平和な時代に感謝しなければならないと感じました。
この公園に多くの方が訪れ、
海軍工廠や豊川という街を
より知っていただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
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