こんにちは、ひとみ(@kinoko_tabi115)です。
8月15日、終戦記念日。
昭和16年12月から始まった太平洋戦争は、最初こそ良かったものの次第に状況は悪化していきました。
昭和20年8月6日に広島、9日に長崎に原子爆弾が落とされ、同月15日に日本は敗戦を受け入れて戦争は終わりました。
太平洋戦争が始まる2年前、わたしの住む愛知県豊川市には、日本最大規模で東洋一とも言われた兵器工場「豊川海軍工廠」が誕生しました。
昭和20年8月7日、米軍B29などによる空襲で壊滅的な被害を受け、2,500名以上が犠牲になりました。
今回は、毎年夏の時期に開催されている「豊川海軍工廠展」に行って来ました。
豊川海軍工廠については、こちらの記事を見ていただけたら↓
会場は「豊川市桜ヶ丘ミュージアム」
豊川稲荷の近くにあるのが、豊川市桜ヶ丘ミュージアムです。
この日は天気が良すぎて、暑かった〜!
平日に行ったので、人も少なく、ゆっくり見ることが出来ました。
豊川海軍工廠展と一緒に、松井守男さんの豊川海軍工廠 作品展示も催されています。
当時の豊川海軍工廠の様子が良く分かる!
1階第5・6展示室とロビーで展示会が開催されています。
新型コロナウイルスの対策として、入り口に消毒の設置、入館申告書の記入がありました。
展示自体は撮影禁止なので、残念ながら写真はありません。
展示の内容としては、当時の写真や絵の展示があったり、工廠で使われていた実弾、工廠員の手紙など。
工廠内で使用していた測定器などは、終戦後市内の工業高校に寄付されたそうです。
(上記2枚の写真は、無料配布のパンフレットに記載されているものです)
また他にも、豊川海軍工廠に関する絵も展示されていました。
空襲の様子はもちろん、その前後の様子が描かれえているものもありました。
現在、市では豊川海軍工廠の絵を募集しているそうです。
戦争経験者が高齢化しているため、体験の話を後世に伝えることが難しくなってきているので、人々の記憶に残すために絵を集めているとのことでした。
ご協力いただける方がいらっしゃいましたが、ぜひ寄贈をお願いします!
松井守男の作品展示もありました
豊川海軍工廠展と同時に開催されています。場所は2階第4展示場です。
松井守男さんは、愛知県豊橋市(豊川の隣の市)出身でフランスのコルシカ島在住の洋画家で、
ダイナミックかつ繊細な絵を描かれている方です。
2000年にはフランス政府より芸術文化勲章、2003年にはレジオンドヌール勲章を受章し、2005年に「愛・地球博」 のフランス・ドイツ共同パビリオンの公式作家、2008年には日仏友好150周年記念展シャネル・ネクサス・ホール(東京・銀座)や長崎の大浦天主堂などの史跡で個展が開催され、スペイン・サラゴサ万博で再度フランス公式画家に選出される。
こんなすごい方が地元出身だっただなんて!恥ずかしながら、知りませんでした…
ここにあった作品は2点。1つ目は「昇天」という作品。
2点目は「レクイエム」。
どちらもとても大きい作品で、壁ギリギリまで下がっても写真に納め切る事は出来ませんでした。
圧倒される作品なので、ぜひご自身の目で見ていただきたいです。
新聞の切り抜きも掲示してありました。
地元の新聞に掲載されていたみたい。全然気付かなかった…
アクセス・開園時間・料金など
●アクセス●
住所:愛知県豊川市桜ヶ丘町79-2
駅から少し距離があるので、車がおすすめ。
【車でお越しの方】
東名高速道路「豊川I.C.」から約10分(駐車場約100台/無料)
【電車でお越しの方】
JR飯田線「豊川」駅下車、名鉄豊川線「豊川稲荷」駅下車 徒歩約15分
【コミュニティバス】
千両山上線「上千両集会所」ゆきで「桜ヶ丘ミュージアム」下車 徒歩1分
●開園時間●
午前9時〜午後5時
●休園日●
毎週月曜日
●入園料●
無料!
●ホームページ●
豊川の歴史・工廠の歴史を知ってもらいたい!
豊川海軍工廠は、地元の方はもちろん少しでも多くの方に知っていただきたい歴史です。
この地に工廠があったことで空襲が起きたのは確かですが、また豊川市が出来たのも工廠があったからです。
まだまだコロナは収まらず遠出はしにくいし、外は暑い…けど外出したい!
そんな方にはめちゃめちゃオススメの場所です。
ぜひこの機会に豊川・工廠の歴史を学んじゃいましょう!
近くには豊川稲荷もあるので、併せて行くのがオススメ。
ご連絡いただければ、豊川案内します。笑
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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