こんにちは、ひとみ(@kinoko_tabi115)です。
現在、エクアドルの首都キトで軟禁生活中です。
旅日記はこちら→【エクアドル:キト⑪】少しずつ経済が回復しているみたいです
日本を離れて3ヶ月ちょっと経ちました。
日本にいた時は当たり前だったけど、「海外に来たら違ったこと」や「出来ないこと」などたくさんあります。
という訳で今回は、海外にいると出来ないことを考えてみました。
Contents
海外で出来ないこと① 湯船に浸かること
日本を離れてから1回も、湯船に浸かっていません。
高級ホテルにでも行けばバスタブはあるかもしれませんが、ホステル・ゲストハウスはもちろん綺麗めなホテルでも基本的にはシャワーしかありません。
日本に帰りたいって思ったことはまだ無いですが、湯船や温泉に浸かりたい〜って思ったことは何度かあります(;▽;)
また、中南米〜南米ではシャワーの際にお湯が出ないことが多々あります。全く出ない場所もあれば、朝しか出なかったり、ぬるま湯だったり…いつでも熱々のお湯が出ることさえありがたい。
海外で出来ないこと② 日本語で話しかけたりすること
海外で日本人に会うことは、案外簡単です。海外って思った以上に、日本人がいます。
けれども、お店の人やホテル・宿の人は、現地の人がほとんど。日本食レストランだって、その国の人が働いていることが多いです。
そうなると、日本語で話しかけたり話しかけられたりする事はほとんどありません。外国語が出来なくても、最低限のコミュニケーションは取れますが、緊急事態や専門用語などが必要になってくると難易度が急激に上がります(*_*)
ラッキーなことに、私は今のところ病気になったりスリなどの事件には逢っていません。
海外で出来ないこと③ ウォシュレット
アメリカでも見なかったウォシュレット。日本では各家庭に普及してますが、海外ではホテルであってもウォシュレットが付いているトイレは、ほぼありません。
海外だと、トイレの便器の横にシャワーみたいなホースが付いています。それを使ってお尻を洗ったり水を流したりするのですが、ウォシュレットほどの快適さはなかなか感じられないです。
考えてみれば、ウォシュレットってとっても贅沢なものなのかも…
海外で出来ないこと④ 時差を気にせずに電話する
アジアなら2~3時間しか変わらないので、そこまで神経質にならなくてもいいのですが、太平洋を横断してしまうと日付も時間も異なって来ます。
なので、急に連絡を取りたくなったり急ぎの用事がある時は、少し困るかもしれません。
今いる南米エクアドルの日本との時差は14時間。ほぼ昼夜逆転しています。日本の友達とオンライン飲み会をしようと思うと、朝早く起きてコーヒーを片手に参加することになります。それだけでも楽しいんですけどね。
海外で出来ないこと⑤ 気楽に日本製品を買う
「日本製」というだけで、値段が跳ね上がることもしばしば。特に医薬品や化粧品など。
欲しいものがあっても、扱っていなかったりする場合も。アジアやアメリカなどでは見かける日本製商品も、南米やアフリカに来るとほぼ見なくなります。
海外の薬や化粧品などは、効果が強かったり日本人の肌にとっては刺激が強すぎることがあるようです。
海外に行く際は、最低限の薬(バファリン最強!)や日焼け止め(アネッサ最強!)、敏感肌の人は化粧水・化粧品を日本から持参した方が良さそうです。
海外で出来ないこと⑥ 安くて美味しい日本食を楽しむ
「海外にいるんだから現地のご飯を食べればいいじゃん」って思う方もいると思います。もちろんその国のご飯を食べるのが一番良いし、その意見は間違っていません。
しかし、長期で日本にいると祖国の味が恋しくなるもの。炊きたての白米、だしが効いたお味噌汁、たくさんの野菜を使った煮物、大根おろしの添えてある焼き魚…似た物は食べれても、家で食べる日本食に叶うものはありません。
海外にはたくさんの日本食レストランがあります。しかし、他の国の料理と比べると少し高め。1皿100円の回転寿司とか、見たことないですし。有名な一蘭ラーメンは、海外にも展開していますがニューヨークのお店だと1杯2,000円もします。もちろん、物価の関係で多少は高くなるのは分かりますが、それでも高め。
海外では、日本の調味料を手に入れることが出来ますが、高いです。醤油は比較的どこの国でも手に入りますが、みりんや日本酒や味噌は普通のスーパーでは扱っていません。(ちなみにエクアドルでは185mlのゴマ油が$5でした)
海外で出来ないこと⑦ 生魚・生卵を食べる
海外では、魚を生のまま食べることはほぼありません。卵も同じ。
何故なら、生の卵や魚には細菌や寄生虫がいる可能性があるから。食中毒のリスクがあるということから「生=危険」と考えているので、生の状態で魚や卵を食べることが避けられて来ました。
じゃあなんで日本ではお刺身や卵がけご飯が食べられるかというと、それは衛生設備が整っているから。「日本の衛生環境は世界一」と言われるほど、日本人は衛生に気を使っているのです。ちょっと綺麗好きすぎだと思うこともあるけれどね。
海外で出来ないこと⑧ 落し物が返ってくる
日本だと、落し物をしたら誰かが拾って警察に届けてくれることがあります。
海外で携帯や財布などの貴重品を落としたり、ほぼ100%の確率で返って来ません。
警察に行っても「落とした奴が悪い」ということで対応してもらえません。
携帯の位置情報を使って在り場所が分かっても、もしそれが誰かの家だったりした場合、銃が普及している国などではお金を要求されてしまうかもしれません。
落し物をしたら「自分の管理が悪かった」と反省するしかありません。
海外で出来ないこと⑨ 水道水を飲む
先ほど紹介した【⑦生魚・生卵を食べる】でもお話ししましたが、日本の衛生設備はとってもスゴイんです。
海外で水道水飲めるのはごくわずか。蛇口をひねれば、買わなくても美味しいお水が飲めるってありがたいですよね。
ちなみに日本以外で水道水が飲めるのは15カ国のみ。
アイスランド・フィンランド・スウェーデン・ドイツ・オーストリア・アイルランド・スロベニア・クロアチア・アラブ首長国連邦・南アフリカ共和国・モザンピーク・レソト・オーストラリア・ニュージーランド・カナダ
上記以外の国では、ミネラルウォーターを購入する必要があります。
海外で出来ないこと⑩ 安全を気にせずに外出する
日本でも、スリや置き引きが発生することはありますが、海外に比べたら発生率は少ないです。
夜間の女性の一人歩きもそうです。日本でも絶対に安全ということはありませんが、海外だと”危険なので、夜間は外出しないでください”と言われている国もあります。
夜中に「ちょっとお腹が減ったからコンビニに」なんていうのも危険です。
エクアドルで出会った旅友は、新型iPhoneをバスの中でスられました。
海外を知ることで、日本がもっと好きになる
他の国は日本と比べたら色々と不便だったり治安が悪かったりします。しかし私は、実際に海外に出て、初めて日本の快適さや安全さを知りました。ずっと海外にいたら、日本の環境を当たり前に感じてしまい、日々の生活に感謝することは無かったでしょう。
そして、日本がもっと好きになりました。日本から離れてみることで、見えること・知ることがたくさんありました。ぜひこの気持ちを、皆さんにも感じてもらいたい!
また、これから海外に行こうと思っている方は、日本と同じような行動(例えば水道水を飲んだり、貴重品を置いたまま席を立つ等)を取ることは危険ですので気をつけてくださいね。日本人の危機能力の無さは、海外でも有名なので…
今度は「海外だから学べたこと」についても紹介したいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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