こんにちは、ひとみ(@kinoko_tabi115)です。
毎日、本を読んでいます。
世界一周に出てからは、一人でのんびりする時間が増えたので、社会人のとき以上に本を読むようになりました。
新しい街で公園に行っては本を読み、バスターミナルやバスの中で本を読み、寝る前に本を読み…コロナのおかげで家にいる時間が増えた今は2日に1冊のペースで本を読んでいます。(勉強しろよって話だけど)
今回はそんな私がおすすめする心が温まる小説を5冊ご紹介したいと思います。
雨の日も、晴れ男/水野 敬也
AmazonのKindleunlimitedでたまたま見つけた、こちら。作者は「夢をかなえるゾウ」を書いた水野敬也さん。
ページ数もそこまで多くないので、スラスラと読むことが出来ちゃいます。
今まで平凡な日常を送ってきた会社員のアレックス。しかし、幼い2人の神様たちのいたずらによって、アレックスの人生は不幸の連続になる。会社をクビになったり、知らない男に殴られたり、家が燃えたり…”アレックスは落ち込むだろう”と思いながら見守る神様たちだったが、アレックスの前向きな行動に神様たちは驚かされる。最後の不幸のときでさえ。
「笑って」「感動して」「為になる」そんな1冊です。
西の魔女が死んだ/梨木 香歩
2001年に出版されたこちらの本。2008年には映画化もされています。
物語の主人公は、学校に行けなくなってしまった中学生の女の子マイと、マイのおばあちゃん。マイのおばあちゃんは本物の魔女(西の魔女)だった。マイは春から初夏に変わる1ヶ月間、西の魔女のもとで魔女修行を受けることになる。魔女修行の中で一番大切なことは「自分で決めてやり遂げる」こと。魔法を使ったりホウキで空を飛んだりするような魔女らしいものではないけれど、マイにとってこのルールは、厳しいものでした。
初めてわたしが読んだのは、小学校高学年の時。それから大好きで、今でも時々読み返しています。
愛情あふれる西の魔女の言葉と行動に心が暖かくなり、そして涙のラストシーン。涙もろくない私ですが、この本は読む度に泣いてしまいます。
世界から猫が消えたなら/川村 元気
『電車男』や『モテキ』など数々の大ヒット映画のプロデューサーである川村元気さんの作家デビュー作。
「世界から猫が消えたなら、この世界はどう変わるのだろうか?」脳腫瘍で余命わずかと宣言された郵便配達員の僕。猫と二人で暮らしている。絶望的な気持ちで病院から帰ってくると、家には自分と全く同じ姿をした悪魔がいた。悪魔は「この世界からひとつ何かを消す。その代わりにあなたは一日だけ命を得ることができる」と僕に言った。そして僕は、世界から1つずつ物を消していくことに決めていくのでした。
消してみることで、価値が生まれる。失って初めて、大切さが分かる。自分だったら、何を消すだろうか。
小さいおうち/中島 京子
この本は、ハッピーエンドかと言われたら、そうではないかもしれません。
舞台は昭和初期の東京郊外。丘の上にある赤い屋根の小さなお家で起きた密かな”恋愛事件”。女中奉公していたタキは、奥様の隠れた切ない恋を知る。60年後、タキの甥の子である青年はタキの手記を元に事件の真相を紐解いていきます。意外なラストに驚くこと間違いなし!
当時の女中さんの立場や第二次世界大戦前後の人々の生活が生き生きと描かれていて、当時の雰囲気を知ることが出来るのもこの本をおすすめするポイントの一つ。
映画を先に観て、その後に小説を読みました。
かもめ食堂/群 よう子
これを読んだ後、フィンランドに行きたくて仕方なくなりました。
ヘルシンキの街角にある日本人女性サチエが営む「かもめ食堂」の物語。かもめ食堂の看板メニューは、おにぎり。しかし、お客さんはほとんどいない。ある日、ミドリとマサコという訳ありな2人がやってきて手伝うことに。少しずつお客さんが来るのですが、どこか不思議な人ばかり。
のんびりとした時間の中で、大きな事件が起こる訳でもなく、常に心地いい風が吹いているような作品です。
この本を思い出していたら、おにぎりとシナモンロールが食べたくなってきた、、、
心温まる小説を読んで、のんびりとした週末を。
今回は、わたしがおすすめする心温まる小説を5冊紹介させてもらいました。今回紹介した本は、どれも非常に読みやすく、ページ数も少ないので読書が苦手な方でも読みやすいかと思います。
気になった方は是非読んで見てください。
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